梨花アクセサリー

梨花のアクセサリーとして有名なものに、ジャスティン・デイヴィスのシルバーアクセサリーがあります。元々はA&Gの別ラインのブランド「LION HEART」に携わっていたジャスティンは、その後王室をイメージしたシルバーアクセサリーブランド「ROYAL ORDER」を手がけ、数年の活動を経て2001年に自身のシルバーアクセサリーブランド「JUSTIN DAVIS」を発表。16歳の時にかのアンディ・ウォーホールと出会い、彼のファクトリーに入り浸る生活の中で完成を研ぎ澄ませて言ったジャスティンは、その後ファッション業界に入り、ニューヨークを舞台に活躍していきます。初期は服のデザインをしていたジャスティンでしたが、アクセサリーのデザインの方が簡単だから、というシンプルな理由でアクセサリーデザイナーの道を歩み始めたのです。
そのユニークかつクリエイティブなセンスを物語るエピソードの一つに、こんなものがありました。ジャスティンが「ROYAL ORDER」に転向した当時、アクセサリー業界ではシルバーアクセサリーにダイヤという組み合わせはタブーとされていたにも関わらず、ジャスティンはそれを簡単に実行してしまったのです。様々な非難を浴びましたが、結果的には皮肉にも、そのモデルが最も高い評価を受けることになった、というのです。
2001年に「JUSTIN・DAVIS」をスタートさせてからも、斬新なモチーフで彼独特の感性を表現し、多くのファンを魅了していきました。その波紋は著名人にも伝わり、エミネムやレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニーなど、大物の顧客が名を連ねていると言います。梨花もどちらかといえばインターナショナルな経歴を持つモデルですから、ジャスティンの作品を取り入れているのも頷けるというものでしょう。
国内ではもっぱら梨花のアクセサリーとして有名な「JUSTIN DAVIS」ですが、実は深い歴史と大きなバックボーンを持つブランドなのだということは余り知られていません。
長年ファッション業界の一線で活躍してきた梨花のアクセサリーを選ぶセンスは疑う余地はありませんが、それにも増してこの「JUSTIN DAVIS」の放つ異様とも言える存在感と独特の風貌は他のシルバーアクセサリーでは中々味わえないものがあります。
ジャスティン自身はアメリカには王室がない為、それに対する憧れが作品造りの原動力になった、と語っていますが、本国イギリスでも、この「JUSTIN DAVIS」を超えるデザインは数えるほどしかないでしょう。アクセサリーはアートであり、同時に刺激的な玩具でもある、というジャスティンの言葉は、翻ってそれを身につける人間の遊び心と美観を満たす存在である、ということではないでしょうか。
トップモデルである梨花のアクセサリーであることはその証拠の一つと言えますが、日本における知名度はまだそれほどでもありません。
梨花のアクセサリー、という単純なステータスだけでなく、純粋な芸術品としての価値を、この「JUSTIN DAVIS」は持っているように思えてしかたがありません。